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夏合宿で自己ベスト! 小平奈緒選手(36)引退レースへ「最後は会場一体に」 

ラストレースに向け意気込みです。10月下旬の長野市の大会を最後に現役を退くスピードスケートの小平奈緒選手。3日、練習を公開し、「最後は会場が一体となるレースにしたい」と話しました。

ラストイヤーを迎えたスピードスケートの小平奈緒選手。3日、報道陣に練習を公開しました。伸びやかな滑りを見せ調子は上向きです。

小平奈緒選手:
「限られた時間というものを、しみじみと感じながら、その貴重な時間を楽しむようなトレーニングができてきた」

オリンピック4大会連続出場。2018年の平昌では女子500メートルで念願の金メダルも獲得しました。

しかし、今年の北京では右足の捻挫の影響もあり、500メートルで17位、1000メートルで10位に終わりました。

そして…

小平奈緒選手(4月の会見):
「私、小平奈緒は、今年10月の全日本距離別選手権大会の500メートルを競技人生のラストレースとすることを決意いたしました」

36歳で迎えるラストシーズン。これまで淡々と練習をこなしてきた小平選手でも、やはり今年は特別のようです。

小平奈緒選手:
「変わったことは特にないんですけど、すごく時間の密度というものを感じていて、重みがあります」

結城コーチは年齢などの衰えはないと太鼓判を押します。

結城匡啓コーチ:
「8月のショートトラックの合宿では、タイムトライアル形式の1000メートルで、小平は何と自己ベストを更新、また一つ上手になったかなという印象」

小平選手は1998年の長野オリンピックを見てオリンピック金メダルを目指しました。

最後のレースに選んだのも長野オリンピックの舞台となった長野市のエムウェーブ。10月22日予定の「全日本距離別選手権」の女子500メートルです。

小平奈緒選手:
「最後の舞台で、できるだけ多くの皆さんと共鳴できるような、そんな空間をつくることができたら、私が夢見ていた景色を見ることができるんじゃないかな」
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長野放送ニュース

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