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台風19号災害から3年 堤防決壊の地・長野市長沼地区 追悼と復興願う集い「記憶を後世に」

台風19号災害からまもなく3年。千曲川の堤防が決壊した長野市長沼地区で、災害の記憶をつなぎ、復興を願う集いが開かれました。

地元女性グループの太鼓の演奏で始まった集い。太鼓の一部は堤防決壊の濁流で流されたものもあります。

2019年10月13日、台風19号の影響による堤防決壊で、長野市内では長沼地区を中心に約4000棟の住宅が被災し、災害関連死を含め17人が犠牲となりました。

堤防などでは現在も工事が続いていて、集いの会場となった体育館も今年8月に復旧したばかりです。

集いでは犠牲者に黙祷を捧げた他、映像を見ながらこの3年間を振り返りました。

住民:
「自分の気持ちの中では、まだ元に戻っていない…」
「みんなの努力が浸透してきて、(地域に)元気が出ているなと」

企画した住民有志のグループは「災害を風化させず後世に語り継ぎたい」としています。
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長野放送ニュース

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