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北アルプス前穂高岳で遭難 大学生2人を救助 疲労のため行動不能に 4月30日2人パーティーで上高地から入山、5月3日下山中…大型連休中の長野県内の遭難18件に 県警が注意呼びかけ 

資料 北アルプス前穂高岳

北アルプス前穂高岳の紀美子平付近(標高約2900メートル)で男子大学生2人が疲労のため行動不能となっていましたが、5月4日、長野県警のヘリコプターで救助されました。2人にけがはないということです。

遭難したのは千葉市の男性と東京都世田谷区の男性で、いずれも22歳の大学生です。

警察によりますと、4月30日に2人パーティーで上高地から入山し、5月3日、前穂高岳から岳沢方面に向けて下山中に疲労のため行動不能になりました。

3日午後5時頃に千葉市の男性からの救助要請を受け、長野県警のヘリコプターが救助に向かいましたが、気流や天候の関係で近づけず、3日はビバークを指示。

そして、4日午後2時前に改めて県警ヘリで近づき、2人を発見・救助しました。

松本市内の病院に搬送しましたが、2人は疲労はしているものの、けがはないということです。

大型連休中(4月26日~4日正午)、県内では、少なくとも18件の山岳遭難が発生し4人が死亡しています。

長野県警は
・自身の力量に見合った山を選ぶ
・天候を確認する(悪天候時は冬山と同じ)
・十分な装備(軽アイゼンで大丈夫か?)
・ルートの確認(登山道は雪の下の場合がある)
ことなどを呼びかけています。

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長野放送ニュース

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