
住民待望の商業施設です。30日、長野市の繁華街・権堂地区に「綿半スーパーセンター」がオープンしました。2年前にイトーヨーカドーが撤退した建物を改装していて、買い物難民の解消や活性化が期待されています。綿半としては初の中心市街地への出店。前日からの準備に密着しました。
オープン前日の9月29日―。
綿半スーパーセンター権堂店・望月崇史店長:
「順調?」
店員:
「順調です、今のところ」
綿半スーパーセンター権堂店・望月崇史店長:
「物は来てる?欠品せずに来てる?」
店員:
「大丈夫です。あすにはしっかり並びます」
グランドオープンを前に仕入れ状況などを最終確認するのは現場の責任者・望月崇史さん。準備は大詰めを迎えていました。
2020年6月、イトーヨーカードー長野店が閉店。繁華街・権堂は中核となる大型店を失い、周辺住民も買い物が不便になりました。
あれから2年余り。撤退したビルを改築して「綿半スーパーセンター権堂店」ができました。
ホームセンターのイメージが強い「綿半」ですが、近年、スーパーマーケットの部門に力を入れています。
地下1階の食品スーパーの目玉のひとつは、常駐のシェフが作った総菜を販売する「グローサラント」。ガラス張りになっていて、調理の様子を間近で見ることができます。
綿半スーパーセンター権堂店・望月崇史店長:
「ライブ感をもってやりますので、たくさんの人に来ていただきたいと思っている」
搬入口では、朝、水揚げされた魚が届きました。生きた魚を見せ、「新鮮さ」をアピール。県産のコイやイワナ、鹿児島産のウナギなどがすぐに「生けす」に入れられました。
さらに、グループで初めて導入したのが「ワインセラー」。
綿半スーパーセンター権堂店・望月崇史店長:
「近くに飲食店が多いということもあるので」
繁華街・権堂の地域性を加味していて、酒類は家庭用だけでなく業務用の品も豊富にそろえています。
店がこれまでの系列店舗と大きく違うのは立地。「郊外」が中心でしたが、今回が初めての中心市街地への進出で、「都市型スーパーマーケット」を核とした複合商業施設を目指しています。
1階にはおしゃれなカフェや日用品・自転車などが並ぶホームセンター。2階はテナントフロアで、100円ショップや県内初進出の家具店、英語を学べる学童保育の施設も。
29日は告知なしのプレオープンでしたが、多くの客が立ち寄り、望月さんも期待の大きさをひしひしと感じていました。
綿半スーパーセンター権堂店・望月崇史店長:
「権堂の町自体も『買い物難民』という方もいるということもあったので、何とかその方たちのためにも綿半が出店して、権堂の町を明るいものにしていきたい」
グランドオープン当日9月30日、午前6時半ー。
望月さんはスタッフと店舗の横にある秋葉神社へ。
綿半スーパーセンター権堂店・望月崇史店長:
「きょうオープンということでたくさんのお客さまに来ていただきたいと思い祈願しました」
一方、店の前には早朝からオープンを待つ人も…
市内から:
「5時40分から並んでます。2年前にイトーヨーカドーが閉店しましたけど、この場所は思い入れの深い場所でしたので、きょうが来るのをずっと待っていた」
そのころ、店内は慌ただしくオープンの準備。グローサラントも仕込みに大忙しでした。
グローサラント担当シェフ:
「一番バタバタしてますね。でもこれを乗り切ってこそだと思うので楽しんでやっています」
開店30分前。
朝礼:
「おはようございます」
朝礼には綿半ホームエイドの牧島禎彦社長も駆けつけました。
綿半ホームエイド・牧島禎彦社長:
「いよいよきょうから本番です。長野市エリアのみならず長野県全域から注目されていると思っている」
午前8時、グランドオープン。
スタッフ:
「いらっしゃいませ。おはようございます」
記者リポート:
「開店と同時に多くのお客さんが入ってきました。注目度の高さがうかがえます」
買い物客は…
客:
「(何を買った?)カニを4杯。いいですね、何でもそろって楽でね」
「鮮度がすごく良くてまた来たくなります。この辺スーパーが少なかったのでこうやってできると買い物しやすくて便利になる」
グローサラントでも…
客:
「温かいうちに帰ってすぐ食べられるのは、ありがたいです」
「中が全部見えると安心感はある、活気もあっていいと思います」
こちらは東鶴賀町に住む89歳の女性。1人暮らしで運転免許も返納。まさに買い物難民になっていました。
東鶴賀在住の女性(89):
「イトーヨーカドーが閉店してから、買い物が間に合わないから…大変でした」
タクシーに乗って少し離れた店を利用したり、コンビニ店で済ませたりしてしのいできました。
早速、野菜や弁当を購入。前のように歩いて買い物に来られるようになり、安どした様子でした。
東鶴賀在住の女性(89):
「ありがたいです。(店が)広くて、びっくりしました」
にぎわったグランドオープン。地域の期待の大きさが表れていました。
オープン前日の9月29日―。
綿半スーパーセンター権堂店・望月崇史店長:
「順調?」
店員:
「順調です、今のところ」
綿半スーパーセンター権堂店・望月崇史店長:
「物は来てる?欠品せずに来てる?」
店員:
「大丈夫です。あすにはしっかり並びます」
グランドオープンを前に仕入れ状況などを最終確認するのは現場の責任者・望月崇史さん。準備は大詰めを迎えていました。
2020年6月、イトーヨーカードー長野店が閉店。繁華街・権堂は中核となる大型店を失い、周辺住民も買い物が不便になりました。
あれから2年余り。撤退したビルを改築して「綿半スーパーセンター権堂店」ができました。
ホームセンターのイメージが強い「綿半」ですが、近年、スーパーマーケットの部門に力を入れています。
地下1階の食品スーパーの目玉のひとつは、常駐のシェフが作った総菜を販売する「グローサラント」。ガラス張りになっていて、調理の様子を間近で見ることができます。
綿半スーパーセンター権堂店・望月崇史店長:
「ライブ感をもってやりますので、たくさんの人に来ていただきたいと思っている」
搬入口では、朝、水揚げされた魚が届きました。生きた魚を見せ、「新鮮さ」をアピール。県産のコイやイワナ、鹿児島産のウナギなどがすぐに「生けす」に入れられました。
さらに、グループで初めて導入したのが「ワインセラー」。
綿半スーパーセンター権堂店・望月崇史店長:
「近くに飲食店が多いということもあるので」
繁華街・権堂の地域性を加味していて、酒類は家庭用だけでなく業務用の品も豊富にそろえています。
店がこれまでの系列店舗と大きく違うのは立地。「郊外」が中心でしたが、今回が初めての中心市街地への進出で、「都市型スーパーマーケット」を核とした複合商業施設を目指しています。
1階にはおしゃれなカフェや日用品・自転車などが並ぶホームセンター。2階はテナントフロアで、100円ショップや県内初進出の家具店、英語を学べる学童保育の施設も。
29日は告知なしのプレオープンでしたが、多くの客が立ち寄り、望月さんも期待の大きさをひしひしと感じていました。
綿半スーパーセンター権堂店・望月崇史店長:
「権堂の町自体も『買い物難民』という方もいるということもあったので、何とかその方たちのためにも綿半が出店して、権堂の町を明るいものにしていきたい」
グランドオープン当日9月30日、午前6時半ー。
望月さんはスタッフと店舗の横にある秋葉神社へ。
綿半スーパーセンター権堂店・望月崇史店長:
「きょうオープンということでたくさんのお客さまに来ていただきたいと思い祈願しました」
一方、店の前には早朝からオープンを待つ人も…
市内から:
「5時40分から並んでます。2年前にイトーヨーカドーが閉店しましたけど、この場所は思い入れの深い場所でしたので、きょうが来るのをずっと待っていた」
そのころ、店内は慌ただしくオープンの準備。グローサラントも仕込みに大忙しでした。
グローサラント担当シェフ:
「一番バタバタしてますね。でもこれを乗り切ってこそだと思うので楽しんでやっています」
開店30分前。
朝礼:
「おはようございます」
朝礼には綿半ホームエイドの牧島禎彦社長も駆けつけました。
綿半ホームエイド・牧島禎彦社長:
「いよいよきょうから本番です。長野市エリアのみならず長野県全域から注目されていると思っている」
午前8時、グランドオープン。
スタッフ:
「いらっしゃいませ。おはようございます」
記者リポート:
「開店と同時に多くのお客さんが入ってきました。注目度の高さがうかがえます」
買い物客は…
客:
「(何を買った?)カニを4杯。いいですね、何でもそろって楽でね」
「鮮度がすごく良くてまた来たくなります。この辺スーパーが少なかったのでこうやってできると買い物しやすくて便利になる」
グローサラントでも…
客:
「温かいうちに帰ってすぐ食べられるのは、ありがたいです」
「中が全部見えると安心感はある、活気もあっていいと思います」
こちらは東鶴賀町に住む89歳の女性。1人暮らしで運転免許も返納。まさに買い物難民になっていました。
東鶴賀在住の女性(89):
「イトーヨーカドーが閉店してから、買い物が間に合わないから…大変でした」
タクシーに乗って少し離れた店を利用したり、コンビニ店で済ませたりしてしのいできました。
早速、野菜や弁当を購入。前のように歩いて買い物に来られるようになり、安どした様子でした。
東鶴賀在住の女性(89):
「ありがたいです。(店が)広くて、びっくりしました」
にぎわったグランドオープン。地域の期待の大きさが表れていました。