YouTube X Instagram

住民困惑…空き家にスズメバチの巣 直径約80センチ 市が「行政代執行」で駆除 

長野県須坂市の空き家にスズメバチが巣を作り、近隣住民が不安を募らせていました。要望を受けた市は26日、「行政代執行」で駆除作業を行いました。

活発に動き回るスズメバチ。巣は直径80センチほどまで大きくなっています。巣があるのは須坂市豊丘の空き家の玄関です。

(記者リポート)
「何匹ものハチが出入りしていることから、かなりのハチの数がいるんじゃないかと思われます」

近隣住民は…

近所の住民:
「(スズメバチが)うちの中を飛んでいて、なかなか出ていかなくて、(巣が)どんどん大きくなっていくんです、みるみる。すごく怖い思いをしました」

近隣住民は8月、市に駆除を依頼。空き家は7年前に所有者が亡くなり放置されていたため、「行政代執行」で26日、駆除作業を行いました。

市に依頼された業者が殺虫剤を吹きかけます。

そして、巣からハチがある程度いなくなると…

業者:
「落とすか」

竹の棒を使い巣を落としました。

すると、大量のスズメバチが…

業者:
「逃げろ」

作業開始からおよそ15分。なんとか巣の駆除は終わりました。

近隣住民は…

近所の住民:
「ありがとうございました、安心しました」

業者の男性:
「ちょっと大きめのハチの巣でしたけど、無事に終わってよかった。ハチに近づくと怒らせちゃうから怖いですよね。(ハチの巣を見つけたら)近づかない方がいいですね」

須坂市によりますと、こうした依頼は増えているということです。市は、スズメバチの巣を見つけたらすぐに市や駆除業者などに連絡してほしいとしています。
  • facebook
  • twitter
  • LINE
長野放送ニュース

あなたにおすすめ