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「感染対策変わらない」 3季ぶり集団インフル…コロナとの同時流行に注意 ワクチン同時期の接種も勧める

今シーズンは新型コロナとインフルエンザの同時流行に注意が必要です。専門家は基本的な感染対策は変わらないとし、ワクチンの同時接種も勧めています。

長野市保健所・小林良清所長:
「2年前と比べると明らかに(世界でインフルエンザの)感染者が多く発生している。日本でも2年前、1年前とは違う状況になると想像しなくてはいけない」

14日、長野市保健所は市内の通所児童福祉施設でインフルエンザの集団発生があったと発表しました。長野県内での集団発生は3シーズンぶりです。

世界的にもすでに流行している地域があり、今シーズンは新型コロナとの同時流行が懸念されています。発熱やのどの痛みなど症状は似ています。

注意点は…

長野市保健所・小林良清所長:
「(症状が出たら)学校とか会社に行くのをやめて家で様子を見る。コロナであっても(対応は)インフルエンザと同じ、今までと同じことを徹底」

症状だけでは受診の区別ができないため、長野市保健所では両方に対応できる医療機関を増やすなどの態勢整備も検討します。

一方、同時期にコロナとインフルエンザのワクチンを打つことは可能でしょうか?

長野市保健所・小林良清所長:
「(国から)同時に同じ日に接種を受けてよいとアナウンスされている。医療機関に相談いただければ」

対策は基本的には同じです。小林所長は「手洗い」「室内の湿度を適度に保つ」「人混みを避けること」など基本的な対策の徹底を呼びかけています。
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長野放送ニュース

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