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「安全安心な運行を」 軽井沢スキーバス事故の遺族が安全運転呼びかけ 関係機関に再発防止求める

2016年に軽井沢町で起きたスキーバス事故の遺族が再発防止と安全運行を呼びかける「集い」を開きました。

観光バスの運転手にチラシを配ったのは、田原義則さんをはじめとする「1.15サクラソウの会」のメンバーです。「バス事故の教訓をいつまでも忘れずに」と安全運行を呼びかけました。

2016年1月に起きたスキーバス事故では大学生など15人が死亡、26人が重軽傷を負いました。その後の捜査で、運転手が大型バスの運転に不慣れだったにも関わらず、運行会社が必要な指導などをしてこなかったことが明らかになっています。

遺族の会は原因究明の他、再発防止に取り組んでいて、10日はチラシを配った他、軽井沢町役場で国交省や日本バス協会の関係者と懇談し、改めて安全運行を求めました。

このあと事故現場に移動し、慰霊碑に献花しました。

大学生だった次男を失った田原義則さん:
「(我々の思いを)軽井沢にとどまらず、全国に広めていただけるようなので、さらに安全安心なバス運行につながるきっかけになったのでは」
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長野放送ニュース

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