■サルモネラ属菌による食中毒の特徴・症状・予防方法は
【サルモネラ属菌による食中毒】(長野県より)
■特徴
サルモネラ属菌は自然界に広く分布しており、哺乳類、鳥類、爬虫類などが保菌しています。特に家畜(ブタ、ニワトリ、ウシ)の腸管内では、常在菌として存在していることが知られています。
サルモネラ属菌による食中毒の原因としては、鶏卵および鶏肉が多く、他の家畜の肉や魚介類なども原因となっています。爬虫類等のペットをはじめとした保菌動物を介して食品を汚染する場合もあります。
サルモネラ属菌は乾燥に強い菌であり、土壌や冷凍環境中であっても数年間生存すると考えられています。
また、小児及び高齢者はサルモネラ属菌の感受性が高く、少量の菌でも発症する可能性があります。
【症状】
潜伏期間は通常、6時間から 72 時間とされていますが、3日から4日後の発症も珍しくありません。主な症状は腹痛、下痢、発熱(38℃~40℃)、嘔吐ですが、小児では意識障害、痙攣及び菌血症、高齢者では急性脱水症および菌血症を起こすなど重症化しやすく、回復も遅れる傾向があります。また、死亡例も報告されています。
【予防方法】
・加熱が必要な卵・肉・魚介類などは、中心まで十分に加熱しましょう。
・卵・肉・魚介類などの生鮮食品は新鮮なものを購入し、冷蔵庫に入れて保存し、早めに食べましょう。
・生の卵・肉・魚介類にさわったら、よく手を洗いましょう。
・生の卵・肉・魚介類に使った調理器具は、使い終わったらすぐに洗浄・消毒しましょう。
・小児や高齢者には、加熱不足の卵・肉などを出さないようにしましょう。
・ペット等の動物が食品や食器に触れないようにしましょう。また、動物に触れた後はよく手を洗いましょう。

