■椋鳩十も茶トラの猫を…不思議な縁

多くの人を癒やすムクニャン
さらに椋鳩十はネコ好きで茶トラのネコが家にいて、本のモデルにもなったそうです。
椋鳩十記念館館長(当時)・大原文男さん:
「椋鳩十もネコを多いときで10匹近く飼っていた。そこへ迷いこんだネコなので、これは何か縁があると思っている」
もともと、図書館には、トラネコ柄の「ムクニャン」というキャラクターがいたこともあり、自然と「ムクニャン」と呼ばれるように。
そして保護から3カ月近くがたった2016年4月、「ネコ館長」に就任。
その愛くるしい表情で多くの人を癒やしてきました。
■図書館では「猫かぶってます」

かわいがられることも仕事
大原さんと一緒にこの日も元気に出勤。
来館者が訪れると、早速ネコ館長としてのお仕事です。
村内から:
「リラックスしとるな。会えてよかったな」
「ムクニャンが好きで会いに来ました。癒やされますね。子どもも喜んでいてかわいい」
館長就任から2026年で10年。今は落ち着いて過ごす時間が長くなったといいます。
ムクニャンの飼い主・大原文男さん:
「人懐っこい、みんななでていく。じっと我慢していて、それが仕事だと思っている。(家では)うるさすぎるところがあるのかなと思うが、図書館だと『猫かぶって』ます(笑)」
■愛情あふれる60点の作品

ギャラリー展
この夏、記念館ではムクニャンの館長就任10年を祝うギャラリー展が開かれています。
応募して集まったのは「60点以上」。思い出の写真やイラストのほか、フェルトや木で作られた置物まであります。
こちらは地元の児童たちが作った貼り絵。
「ムクニャンをさがせ」と題し、工夫が施された壁掛けの作品も。
どれもムクニャンへの愛情があふれています。
訪れた人は―。
子ども:
「いろいろな色があって面白かった。(ムクニャンは)毛がもふもふ」
飯田市から:
「かわいくて癒やされました」
飯田市から:
「村の人をはじめ、近隣の人から愛されていると感じる」
■これからも「一緒に元気よく」

記念企画「ムクニャンと10回目のなつやすみ」は8月5日~9日
8月5日からは記念企画も行う予定です。
ムクニャンの飼い主・大原文男さん:
「図書館が(ムクニャンにとって)一番いい環境。当たり前のようなこの環境の中で、ゆったりと生きている。こういう動物は幸せなのではないか。だんだん体も弱っていくと思うが一緒に元気よく暮らせたらいい」
名物館長のムクニャン。
訪れた人たちを癒やすお仕事が待っています。
「ネコ館長」としてまだまだがんばるにゃーー。

