■名付け親は「ゴジラ−1.0」山崎監督

「コールスロール」のPRキャラクターのイラストを描く山崎監督(提供:渡邊匡太社長)
並柳店では、1日200個ほど売り上げる人気のパン。
70年以上続く看板商品の名前を変えるのは大きな決断ですが、それを後押ししたのが―。
松本市出身で、映画「永遠の0」や「ゴジラ−1.0」などで知られる山崎貴監督です。
実は、山崎監督は渡邊社長の知り合いで、小さい頃から「やさいぱん」のファンだといいます。
3年ほど前、山崎監督との話の中で、「コールスロー」と、それを包む「ロールパン」を合わせた『コールスロール』という名前を、監督が発案。
■監督が描いたコールスロールくん

山崎監督が描いた「コールスロールくん」(提供:渡邊匡太社長)
さらにPRキャラクターも必要と、その場でイラストを描き、出来上がったのが「コールスロールくん」です。
パンには、「コールスロールくん」の焼き印も押しています。
スイート・渡邊匡太社長:
「リピーターの方はたくさんいるけど、新規開拓ができているかというとそうではなかったというのがあるので、イメージチェンジはあるかなと。あれだけの監督がここまでいろいろ考えてくださって、キャラクターも描いてくださって、こんなことは(なかなか)ないので、それを最大限生かせれば」
■客の反応は?「えっ」「かわいい」

「コールスロール」
長年親しまれてきた「やさいぱん」の名称変更に、客は―。
客:
「キャラクターがかわいくて、人気が出るんじゃないかと思います」
「ちょっとスマートな感じになっていいんじゃないですか」
「一瞬、えっ!って思ったの、知らないで来て。私的には『やさいぱん』です(笑)」
「『やさいぱん』って言われても、練りこんであるのかな?って分からなかったので、中身が前よりも分かりやすくなったと思います」
戸惑った人もいますが、おおむね好意的に受け取ったようです。
■地域に根差した「B級グルメに」

店頭にディスプレイされる「コールスロールくん」
店では、ポップや広告などで、新しい名前「コールスロール」の浸透を図るとともに、今後1年ほどは「旧・やさいぱん」の表記もするということです。
また山崎監督デザインの「コールスロールくん」の露出も、動画などを通じて増やしていくとしています。
スイート・渡邊匡太社長:
「『やさいぱん』が『コールスロール』に変わっても味はまったく同じ。作り方も同じです。地域に根ざした、B級グルメのようなものに育てていければと思うし、飛躍させていけたらうれしいし、地域の皆さんに召し上がっていただくことが一番幸せ」

