
長野地方裁判所 長野市
架空の投資話で顧客から金をだまし取った罪に問われている生命保険会社元社員の男の裁判で、長野地方裁判所は懲役6年の実刑判決を言い渡しました。
詐欺の罪に問われていたのは、メットライフ生命の元社員、小林貴則被告(39)です。
起訴状などによりますと、「700万円を預ければ、1か月で14万円の配当が受け取れる」などと顧客に架空の投資話を持ちかけ、少なくとも10人から7478万円をだましとったとされています。
3月19日長野地裁で開かれた判決公判で、坂田正史裁判長は、「顧客からの信頼を逆手に取った常習的な犯行で刑事責任は重く、厳しい非難に値する」などと述べました。
その上で、懲役7年の求刑に対し、懲役6年の実刑判決を言い渡しました。
判決を聞いていた小林被告は退廷の際、傍聴席側をむき、「必ず被害者の方には弁済します。申し訳ありませんでした」と涙ながらに話し頭を下げていました。
小林被告の弁護人は控訴について本人の意思に任せるとしています。

