
会場に置かれた募金箱
国軍による強権的な政治が続く中、今年、地震にも見舞われたミャンマーの国民を支援するイベントが7日、長野市で開かれました。
今年で3回目の「交流フェスタin信州」は、県内在住のミャンマー人や支援団体が開きました。
会場の中央通り沿いのセントラルスクゥエアでは伝統の歌や踊りが披露されました。ミャンマーではクーデターで実権を握った国軍による民主化勢力への弾圧が続く中、3月に大地震が起きました。復興は進んでおらず、実行委員会では支援を呼びかけています。
実行委員長の若麻績敏隆さん:
「ミャンマーのことを忘れないということを皆さんに訴えていきたい。その上で支援をいただければありがたいです」
主催者によると、長野県内には現在約1280人のミャンマー人がいて、母国の家族らを心配しているということです。寄せられた募金はNGOなどを通じて、現地に送られます。