YouTube X Instagram

FNSドキュメンタリー大賞 NBS制作「最期を生きて」大賞受賞

2023年12月13日(水)



NBS長野放送が制作した番組
『最期を生きて-「看取り」支える訪問診療-』が、
第32回FNSドキュメンタリー大賞で大賞を受賞しました。


 

【番組概要】

「死ぬのではなく、最期の日までその人らしく生きる」そう語るのは、訪問診療を専門とする松本市の瀬角英樹医師。コロナ禍で増えた自宅での「看取り」を支えている。妻や子、孫と笑顔の思い出を作った男性患者、きょうだいを気遣いつつ自宅に戻った一人暮らしの男性患者、感謝の言葉と手書きのレシピノートを子どもたちに残した女性患者・・・。死ぬことは、最期を生きること。「看取り」の今をみつめた。

【プロデューサー・嶌田哲也(長野放送 報道部長)コメント】

「大切な人との別れが病院では難しくなったコロナ禍。訪問診療の役割を伝えようと始まった取材は、やがて“看取りの今”を見つめるものになりました。人生で最も尊重されるべき“最期”の姿。それを取材できたのは、“看取り”と真摯(しんし)に向き合う医師の協力、患者ご本人とご家族の理解があったからです。改めて感謝申し上げます。“死ぬことは最期を生きること”。今後もその意味を問いながら、訪問診療・在宅医療の在り方を見つめていきたいと思います。
大賞の受賞は望外の喜びです。特に通常ニュースの特集から出発したドキュメンタリー作品が評価されたことをうれしく思います。取材した記者の貴重な経験を報道部内で共有し、日々のニュース取材に生かしていきたいと思います」

【スタッフ】
ナレーション:小林聡美
撮影:砂原卓也(長野放送管財)
ディレクター:中村明子(長野放送)
構成・プロデューサー:嶌田哲也(長野放送)

【放送日】
12/26(火)ごご2時20分~3時15分 NBSで放送
来年1/3(水)あさ4時55分~5時55分 フジテレビ・NBSほかで放送

フジテレビのHPはこちら