

2018年1月19日(金)の放送内容
「足もとには宝の山」 ~食で地域の魅力発信! 佐久市ボローヤの会~

『ボローヤ』とは、ぼろ家をもじって、イタリアの都市『ボローニャ』にかけてつけたネーミング。佐久市には、古民家を再生し、地場の食材にこだわった料理を提供する店がある。
『ボローヤ』と名付けたのは、手打ち蕎麦の店『職人館』の店主、北沢正和さん。農家レストランの草分け的存在の北沢さんは、役場職員をやめて、料理人になって30年。地元の食材にこだわり、野山の山菜やきのこなど自然の恵みや、生産者が丹精込めて作る野菜などを職人技で提供している。北沢さん曰く、地元佐久は食材の宝庫、宝の山だと言う。食と農を結び、全国各地の地域活性化にも関わった北沢さんの功績が認められ、農林水産省認定「料理マスターズ」に選ばれた。
こうした北沢さんの志に共感し、店を開業した若者が『ボローヤの会』のメンバー。祖父が営んでいた骨董店の雰囲気をそのままを生かして、こだわりのコーヒーを提供するカフェ。空き家だった喫茶店を改修して、地場の野菜を使ったイタリア料理店を一人で切り盛りする青年、祖母が営んでいた薬局を改築して珍しい野菜料理を提供するカフェを営む夫妻。
地元食材に徹底的にこだわり、地産地消に情熱を注ぐ『ボローヤの会』の皆さんを紹介する。
