
長野放送
民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、長野県高山村で温泉旅館を経営していた「梅の屋リゾート」が10月8日に長野地裁から破産手続き開始決定を受けたことがわかりました。
同社は、1885年頃に創業された老舗旅館の再生を図るために2018年頃に事業承継し、2023年に法人改組されました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で宿泊事業が低迷するなか、クラウドファンディングを活用したサウナ事業を核に、SNSなどで全国的に知名度を高めていました。
しかし、売上への寄与は限定的で、近年の年間売上高は4000万円程度にとどまり、収益も悪化して資金繰りはひっ迫。債務負担が重く、老朽化に対する新たな設備投資も困難となっていたことから旅館の運営は他社に譲渡し、事業継続を断念して今年5月に営業を停止していました。
負債は約1億5000万円と見込まれています。なお、運営してきた旅館は別会社に事業を継承され、営業を継続しています。

