
川中島白桃使用のクラフトビール「KAWANAKAJIMA PEACHES」
長野県を代表するブランド桃、「川中島白桃」を原料にしたクラフトビールが完成し、5日お披露目されました。長野市の地域おこし協力隊が「川中島白桃を通年で味わえるように」と考え、開発したものです。
クラフトビールの原料に使われているのは、長野市のブランド桃「川中島白桃」です。
長野市の地域おこし協力隊・許山歩さん:
「川中島白桃は長野市川中島町が発祥の地。広くPRしたい思いがあった」
考案したのは、長野市の地域おこし協力隊、許山歩さん(40)です。
祖父母がモモ農家だったことから、いつかモモ農家にとの夢があり、2025年、夫と3人の子どもと共に長野市に移住。
地域おこし協力隊として、川中島白桃の生産に携わってきました。
川中島白桃は、大玉で強い甘味が特徴で、全国的な人気を誇ります。
一方で収穫時期が限られ、長期保存が難しいという課題があります。
生産者として活動する中で、旬の時期が短いモモを通年で味わってもらいたいと考え、上越市の醸造所で働く知り合いに声をかけ、クラフトビールを製造しました。
長野市の地域おこし協力隊・許山歩さん:
「(醸造所を)外に出したほうがより広く認知していくのかなと。新潟の上越市にあるブルワリーとコラボしてみようと」
(記者リポート)
「モモの香りがします。いただきます。甘くはなくて飲みやすいです。後味にモモの香りがふわっと広がります」
近年は、高齢化に伴って生産者が減り、収穫量も減少傾向だという川中島白桃。
許山さんはモモの生産を守り、100年先もつなぐ活動を進めていて、今回のクラフトビールもその一環です。
また11月開催される国内コンテスト、「Beauty Japan」に県代表として出場し、この活動をプレゼンする予定です。
長野市の地域おこし協力隊・許山歩さん:
「65年ほど発見から続いている伝統モモをこの先100年つないでいきたいので、横のつながりを持ちながらつながって、先につないでいく思い、使命を持って活動している。モモの香り、風味を味わいながら、たくさんの方と楽しんで飲んでもらえたらうれしい」
川中島白桃を使ったクラフトビールは10月からオンラインショップなどで販売を始め、11月からは県内の酒販店で販売する予定です。

