
運航できない天竜川の川下り舟 長野県飯田市
これまでの長雨で長野県内の観光にも影響が出ています。天竜川の川下り舟は増水で運航できない状況が続き、王滝村のキャンプ場は土砂崩れにより営業を休止する事態となっています。
青空が広がった9月17日の飯田市。
ただ、連日の雨の影響で、天竜川は茶色く濁り、増水していました。
観光にも影響が出ています。
南信州リゾート・木下明支配人:
「増水していまして、『和船下り』は下れない。水量が多くて非常に波が高い、ベテランの船頭でも船を安全に航行できない状況」
飯田市の弁天港と時又港を航行する「天竜川和船下り」。
迫力のある急流と美しい渓谷が楽しめる観光船です。
今の時期は、平日1日2便、土日祝日1日4便運航していますが、川が増水し9月9日から運航を休止しています。
南信州リゾート・木下明支配人:
「雨量が少なくても1日降っている、水量が下がっていかない。どうしようもできないので、歯がゆいというか、つらいですね。このまま増水が続いていくと、(運航は)昨年の半分でしょうね」
台風接近の影響もあってかシルバーウィークの予約は低調で、キャンセルも出ていると言います。
流れの緩やかな場所でのラフティングは運航を続けていて、予約客には変更を提案するなどしているということです。
南信州リゾート・木下明支配人:
「8月は渇水、9月は雨で水量が多すぎると。ちょうどいいぐらいの水量であってくれればいいですけど、多い少ないを繰り返すのが心配。10月・11は紅葉のシーズンになってきますし、また条件のいい時に来ていただきたいと思います」
長雨の影響は、王滝村の宿泊施設でも。
「おんたけ休暇村」では、9月に入り、敷地内の村道の路肩が2カ所で崩落しました。
9月8日から9日にかけての大雨の影響だということです。
村は、崩落が広がる恐れがあるとして、9月16日から通行止めにしています。
村道の先には、キャンプ場や日帰り温泉施設があり、9月16日から営業を休止しています。
シルバーウィーク中もキャンプ場には80人ほどの予約がありましたが、全てキャンセルとなりました。
おんたけ休暇村管理公社・杉浦正基総務課長:
「雨の影響なのでやむを得ないとは思うが、やはり営業の面では非常に厳しい。この連休に多くのお客さんに来てもらいキャンプを満喫してほしかったが、大変残念。まだ雨も降りますし、何かあってはいけない、お客さんを第一に考える必要があり、このような措置もやむを得ないと考えている」

