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「みんな腐る」降水量は平年の169% 農家が落胆 長雨と日照不足で「出荷できる物がほとんどない」 畑の隅には出荷できない野菜が大量に捨てられ…「農家としてやっていけるかどうか」 今後の生育も懸念

キャベツ畑

長野県内は9月16日もぐずついた天気となりました。この先も秋雨前線などの影響を受けやすく、長雨と日照不足はまだ続きそうです。農業への影響も広がっていて、農家からも落胆や不安の声が聞かれます。

16日も厚い雲に覆われた県内。各地で雨も降りました。

9月に入って続く長雨と日照不足。農業への影響が広がっています。

野菜農家・高橋正広さん:
「この長雨で品物的には、標準の品物はほとんどないです」

小諸市の高橋正広さんの畑ではカリフラワーが出荷の時期を迎えていましたが、畑の隅には、出荷できないカリフラワーが大量に捨てられていました。

野菜農家・高橋正広さん:
「こういうのが全体にポチポチなる。表面はこうだけど、中までいっちゃっているから出荷できない」

気象台によりますと、9月1日から14日までの軽井沢の日照時間は22.9時間で、平年の37%。

一方、降水量は169.5ミリで平年の169%となっています。

長雨と日照不足で傷みや病気が出て、出荷量は半分ほどに落ち込んだと言います。

野菜農家・高橋正広さん:
「いいものできたときはうれしいんだけど、こんな品物しかないので、暗くなる一方。長雨でも作れる野菜作っていくとか、変えていかないと、農家としてこれからやっていけるかどうか」

影響は、収穫最盛期のキャベツ畑でも。

野菜農家・小林英二さん:
「みんな腐っちゃう。病気も出るし、(ぬかるんで)ほ場にも入れなくなるし」

比較的雨に強いというキャベツですが、葉が黒くなる病気や根腐れが出ていて今後の生育への影響も懸念しています。

野菜農家・小林英二さん:
「多分、成長不良になっていくんじゃないか。今よりも先の方が心配」

これから需要期を迎える白菜にも病気や傷みが出ています。

野菜農家・小林英二さん:
「(出荷量は)2割3割は、減っているんじゃないか。みんなが頑張ってやったものが、こういう結果になっているのは、さみしい。(晴れ間や雨が)適度にしてもらえるとありがたいんだけど、適度というものがない」

長雨と日照不足は、この先も続く見込みで、さらなる影響の広がりが懸念されます。

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長野放送ニュース

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