
信州ワーキングホリデーの参加者 長野県御代田町
短期滞在を受け入れ、長野県内での仕事や暮らしを体験してもらう「信州ワーキングホリデー」が御代田町で始まりました。地域のファンを増やし、移住や2拠点居住の拡大を目指します。
御代田町で開かれている「浅間国際フォトフェスティバル」。
国内外の写真家の作品約270点が展示されています。
会場の入り口で客を出迎えるのは和歌山県の大学に通う谷口実紗希さんと都内の大学生・福村苺夏さん。
2人は「信州ワーキングホリデー」の参加者です。
若者などの短期滞在を受け入れ、仕事を体験しながら地域での暮らしを楽しんでもらう県の取り組みで、2025年度初めて行われました。
狙いは県内への移住や2拠点居住の拡大です。
県 信州暮らし推進係・松尾直哉さん:
「地域に愛着を持ってもらうことを目指している。移住のきっかけにしていただいたり、『観光以上移住未満』といわれる関係人口として、今後も長野県と継続して関わっていただくことを期待している」
御代田町地域振興係・八巻恵子さん:
「お客さん入ってきたら、カウントもするんですけど、笑顔で『こんにちは』って」
2026年度の受け入れは9月スタート。
谷口さんら3人が10日から16日まで御代田町に滞在しました。
和歌山・大学4年・谷口実紗希さん:
「フォトフェスティバルの手伝いと農業体験ができるということで(参加した)」
都内・大学1年・福村苺夏さん:
「地方創生とか、第一次産業とかに興味があって、ローカルな体験がしたいと探していた時、『ワーホリ』で、町の人たちと関わりながら滞在ができるというところに魅力を感じて」
この日は、フォトフェスティバルの運営のほか、キッチンカーイベントの会場準備も担当。
谷口さん:
「いい具合にしたいな」
イベントに足を運んだ地域住民とも交流しました。
地域住民:
「御代田どう?」
福村さん:
「みんないい人、優しい人ばかり」
地域住民:
「大阪と、長崎と和歌山と、(帰ったら)御代田どんどん宣伝して」
地域の魅力を感じるまたとない機会になったようです。
福村さん:
「(移住者も多く)ここに来て、好きなことにチャレンジしているのがいいところだなって」
谷口さん:
「都会に疲れたら御代田に来たい」
14日は農業生産法人のキャベツ畑で農作業を行いました。
町の担当者も滞在を通して御代田の「ファン」が増えることを期待しています。
御代田町地域振興係・八巻恵子さん:
「御代田町のさまざまな魅力を見ていただいて、戻ってからもいろんな方に魅力を発信していただいたり、将来的には移住・定住につながっていくような取り組みになればいい」
信州ワーキングホリデーは2026年度、中野市や上田市など10市町村で行われる予定です。

