
Ina×Kisoフォレストブレッド 250円
高校生のアイデアが詰まったパンです。上伊那農業高校(長野県南箕輪村)の生徒が伊那のブルーベリーや木曽のクロモジを使ったパンを開発し、9月14日、伊那市役所で販売しました。評価はどうだったのでしょうか。
14日、伊那市役所で机にパンを並べていたのは、上伊那農業高校グローカルコースの3年生です。
昼休みになると、市職員などが買い求めていました。
販売していたのは、伊那産のブルーベリージャムと、木曽産のクロモジの粉末がかかった「フォレストブレッド」です。
生徒たちが開発しました。
パンを開発・春日咲希さん(3年):
「もちもちの生地で、それが冷めても長続きするパンに、ブルーベリーの優しい甘さとクロモジのアールグレイのようなさわやかな香りのおいしいパンになっている」
生徒たちは、地域資源の活用や活性化を考える授業の一環で、商品開発に取り組んでいます。
2026年6月には、伊那谷の森林に多いアカマツを活用したジェラートを開発しました。
今回のパンは、第2弾。
材料に選んだのは、木曽の米麹と、伊那のブルーベリーです。
パンの生地には、コメと米麹で起こした天然酵母を使用。
「もちふわ」の食感に仕上げました。
ブルーベリーは伊那市の農園から仕入れたものを、駒ケ根市のジャム専門店と連携して加工。
クリームチーズと一緒に生地にのせて焼き上げることで、甘酸っぱさやコクを引き出しました。
隠し味に使ったのが「クロモジ」です。
日本固有のクスノキ科の木で、枝葉や樹皮にさわやかな香りがあり、生薬やお茶のほかアロマ製品などでも活用されています。
地域の食に関する学習で交流のあった木曽青峰高校の生徒たちに、演習林のクロモジで作った粉末を提供してもらいました。
パンを開発・春日咲希さん(3年):
「香りを強くするために焼いた後にかけるように(クロモジの)粉末をかけるように。匂いをつけるのが難しかった」
クロモジの香りを引き出すよう試作を重ね、伊那と木曽の恵みが詰まったパンが出来上がりました。
春日咲希さん:
「伊那谷も木曽も自然が豊かなので、そういう魅力感じて、素材の味に注目して食べてほしい」
(記者リポート)
「クロモジはさわやかでほんのりスパイスが効いている感じです。甘酸っぱいブルーベリーとよく合い、とてもおいしいです」
市役所で販売すると、用意していた100個は15分ほどで完売しました。
食べた人:
「もちもちふわふわしていて、素材の味がしておいしいです」
「(風味が)珍しい感じでおいしいです」
評価も上々のパン。
10月10日の学校の文化祭でも販売する予定だということです。

