
神社の屋根の銅板がなくなる被害
長野県大町市の神社で8月30日、社殿の屋根の銅板がなくなっているのが見つかりました。小川村の神社でも、同じような被害があり、どちらも何者かに盗まれた可能性があるとして警察に被害届を出しています。
大町市美麻にある高地彰徳神社です。
屋根を見ると、張られていたはずの銅板がはがされ、野地板がむき出しとなっています。
(記者リポート)
「被害のあった神社です。屋根は銅板が広い範囲ではがされていて、ブルーシートで屋根を覆う作業が行われています」
太平洋戦争などの戦没者を祭っていて、2003年に建てられたという神社。
屋根の銅板は、当時約125万円をかけて整備したものでした。
神社の責任者の窪田正一さんによりますと、8月30日、パトロール中の警察官が被害に気づいたということです。
8月31日、窪田さんも被害を確認し、警察に被害届を出したということです。
高地彰徳神社 責任者・窪田正一さん:
「(屋根が)えらいことになっていたので現場に来て愕然とした。まさかここまで来てはがされるとは思いもしなかった」
銅板がはがされたことで社殿の中は雨漏りし、保管していたちょうちんも水にぬれたということです。
窪田さんは8月31日、神社を訪れた際、ある異変を感じていました。
高地彰徳神社 責任者・窪田正一さん:
「はしごを利用して上に上がってはいでいったと思う。そりゃ悔しい、犯人はつまらないことをやったと思う」
再び銅板で張り替えることは金額的にも難しく、今後、鉄板で張り替える予定だということです。
同じような被害は小川村の古山神社でも。
神社の宮司によりますと、8月25日、訪れた氏子が、社殿の屋根の銅板がなくなっているのに気づきました。
銅板は、20年前に約550万円をかけて整備したということです。
何者かが盗んだとみていて、氏子が警察に被害届を出したということです。
神社の宮司は、「寄進した氏子たちの思いを踏みにじる行為で、残念極まりない」としています。
警察は、窃盗事件とみて調べています。

