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草間彌生さん「死んだ後も心打たれる芸術を」挑み続けた人生 訃報に故郷から惜しむ声「エネルギーがすごい」「常に最前線で闘い続けた」 長野・松本市美術館では8月28日から献花台、展示を市民に無料開放

草間彌生さん

水玉や網目模様の作品で知られる長野県松本市出身の前衛芸術家・草間彌生さんが8月14日、亡くなりました。97歳でした。亡くなる直前まで、新たな芸術に挑み続けた人生でした。

草間彌生さん:
「やっぱり自分は死に物狂いで芸術をやって、死んだ後もなおかつ、何千年も人々が心打たれる、そういった芸術をつくっていきたい」

松本市出身の前衛芸術家・草間彌生さん。

8月14日、多臓器不全のため都内の病院で亡くなりました。97歳でした。

草間さんは幼い頃から幻聴や、水玉が漂う幻覚などに悩まされながら、その葛藤を作品に昇華。

28歳で松本からアメリカに渡り、その独創的な作品が世界的に評価され、2016年には「文化勲章」を受章しました。

2002年に開館した松本市美術館には、草間作品では世界最大の屋外彫刻をはじめ、貴重な作品が展示されています。

訪れた人:
「(鑑賞中)これだけずっと絵を描いていたエネルギーはすごいねと話していたので、びっくりしました」
「見ていて、自分なりにいろいろ考えて深いなって思ったり」
「ぼくらの中で、しっかり作品を覚えて今後にいかしていければ」

学芸員の渋田見彰さんは2カ月ほど前、都内の病院で草間さんに会った際、新たな作風の絵画を見せてもらったといいます。

松本市美術館・渋田見彰さん:
「常に最前線で闘い続ける芸術の世界で、自分は誰の真似をするわけでなく、自分が歩んできたところを乗り越えて、さらに進み続けるんだということを宣言されたのが草間さんだったと思う。それを生涯通し続けられたのかなと思います」

訃報を受け美術館では8月28日から30日まで献花台を設置し市民を対象に展示を無料開放します。

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