
北アルプスの麓で土石流が発生
8日夜、長野県安曇野市の北アルプスの麓で土石流が発生し、登山口につながる橋が流されました。登山者などが一時孤立状態となりましたが、9日午後、仮の橋がかかり、40人余りが下山したということです。
茶色い爪痕を残した土石流。橋は跡形も無く、路肩は崩れています。
8日午後8時過ぎ、安曇野市穂高有明の黒川橋が「土砂崩れで通れない」と通りかかった人が警察に通報しました。
県によりますと、黒川沢で長さ2キロの土石流が発生したということです。
安曇野建設事務所 畑中英夫・維持管理課長:
「(きょうも)流れが速いので人がジャブジャブ渡るのは難しい」
北アルプス燕岳の登山口の中房温泉に通じている県道が通行止めになりました。
山小屋の燕山荘には8日夜、250人が宿泊していました。
燕山荘 赤沼健至社長:
「毎日、昨日もおとといもゲリラ豪雨が同じ場所で起きているので、きょうも起きなきゃいいなと思ってます。仮橋ができても、もし強い雨が降ったらどうしたらいいかを考えると、ホッとはできない」
県が現場に仮の橋をかけ、9日午後3時半から歩いて通行できるようにりました。登山者らは麓の駐車場に下りました。
下山した人:
「(橋があった)山側を迂回して(沢の)反対側に渡った。鉄のはしごを下りたり、岩壁を歩いてきました」
安曇野市によりますと、9日は44人が下山したということです。
残りの登山者は10日早朝から、下山を始める予定です。

