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「暗くて身動きできない」シンガポール国籍の男女2人救助 雨具もビバークする装備も持たず、救助隊の接触時はびしょ濡れ 疲労しているものの、けがなし 警察「計画にむちゃがあった」 北アルプス常念岳で遭難

資料 北アルプス常念岳

8月2日夜、北アルプス常念岳で「周りが暗くなって登山中に身動きが取れなくなった」とシンガポール国籍の男女2人から110番通報があり、遭対協の救助隊員が救助しました。

遭難したのは、シンガポール国籍の33歳の男性と22歳の女性です。

警察によりますと、2人は2日午前5時頃に長野県松本市の上高地から入山し、蝶ヶ岳から常念岳方面へ縦走中、標高約2600メートルの常念岳の南方稜線上で、日没で行動不能になり、午後8時前、「周りが暗くなって登山中に身動きが取れなくなった」と33歳の男性が110番通報しました。

これを受け、北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会の救助隊員が2人態勢で救助に向かい、午後10時過ぎに2人と接触しましたが、ビバークする装備も雨具も持たず、びしょ濡れ状態だったということです。

救助隊が持って行った装備でビバークし、3日午前8時に近くの山小屋まで同行して救助しました。2人とも疲労しているものの、けがはありませんでした。

救助後、遭対協の救助隊員が疲れをとるために1日山小屋に泊まるよう伝えましたが、「きょう下ります」と話し、2人は下山しているとみられるということです。

2人は知人同士で、1泊2日の日程で2日に上高地から入山して蝶ヶ岳から常念岳へ縦走し、3日に一の沢登山口に下山する行程の登山計画を立てていました。

警察は「2人の計画にはむちゃがあった」として、「無理のない、体力に見合った計画を立ててほしい」と呼びかけています。

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長野放送ニュース

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