
笹寿司
お盆の食卓に欠かせない郷土食の話題です。長野県中野市で、「笹寿司」の作り方を学ぶ講座が開かれました。
緑鮮やかなササに盛られた酢飯にみそ漬け、錦糸玉子。北信濃に伝わる「笹寿司」です。
講座は、中野市で郷土食の継承などに取り組む協議会が開きました。
中野市食生活改善推進協議会・小林みどり会長:
「ハレの席、お祝い事の時に作る。みんなで作って、盛り付けをして楽しみながら作る」
北信濃の家庭でハレの日の食卓を飾る「笹寿司」。
上杉謙信が飯山の富倉峠を越え川中島の合戦に向かう際、勝利を願って村人が献上したと言い伝えがあります。
作り方は―。
まずは、ササをさっと湯通し。殺菌効果に加え、緑が鮮やかになります。
次は具材。卵は薄く焼いて錦糸卵に―。
ゼンマイやシイタケ、大根のみそ漬けは、粗目のみじん切りにし砂糖を加え、水分がなくなるまで炒めます。
この時、シイタケの戻し汁を入れるのがポイントです。
中野市食生活改善推進協議会:
「俵型に軽く丸めて、楕円形にのばします」
もち米をまぜて炊いた酢飯を乗せ、具材を盛り付け。
地域で食材は異なりますが、ここでは、葉の茎の方から錦糸卵、シイタケやゼンマイ、紅ショウガの順にのせます。
葉っぱを手に持ち、茎の方から食べます。
中野市食生活改善推進協議会・瀧沢洋子さん:
「(具をのせる位置に意味が?)(卵で)甘いのが入って、しょっぱいのがきて、最後にショウガで口直しじゃないけど、さっぱりいく感じ」
市内から(70代):
「すし飯だからさっぱりしている、食べやすい。嫁に来たばかりの頃、覚えたときから、何十年もたっているから(学び直し)」
市内70代:
「作ったことないんです。(作り方を)聞いてもみんな『適当よ、大体でいいのよ』って具体的に教えてくれないので、今回しっかりできたので家で作ってみようと思います」
文化庁の「100年フード」にも認定される「笹寿司」。長く受け継ぎたい食文化です。
中野市食生活改善推進協議会・小林みどり会長:
「おばあちゃんから教わった味をみんなで子にも伝えていこうとやってほしい」

