
小学校でクマの生態など学ぶ
長野県内でも人里への出没が相次ぐ中、伊那市の小学校で、クマの生態や遭遇しないための対策などを学ぶ学習会が開かれました。
伊那市の伊那西小学校で開かれた全校児童対象の学習会。
題材は「クマ」です。
信州ツキノワグマ研究会・滝井暁子さん:
「夏の間、やせてしまうクマがすごく多いです、ハチやアリもよく食べる季節」
学校では、クマの生態を知り、遭遇を未然に防ごうと、20年ほど前から2年に一度、学習会を開いています。
NPO法人信州ツキノワグマ研究会の滝井暁子さんが講師を務め、クマのエサや習性などをクイズや紙芝居を交えながら説明しました。
特に大事だと話したのは「クマと出合わないこと」です。
信州ツキノワグマ研究会・滝井暁子さん:
「ばったり遭うと、びっくりする。するとクマは本能で自分を守るために襲う。クマにバッタリ遭わないためには、鈴を持つことがとても大切」
「クマを見ながら、そーっと後ずさりします」
クマに遭遇した場合の対策は児童も一緒に体を動かして確認しました。
学区内では4月以降、クマの目撃が2度あったということです。
学校では、2週間のうちに2件以上の目撃があれば、登下校は原則、保護者の付き添いにするよう決めています。
質問コーナーでは児童からたくさんの質問が寄せられました。
児童:
「クマは賢いですか」
信州ツキノワグマ研究会・滝井暁子さん:
「食べ物をある場所を絶対に忘れない、とっても賢い動物です」
学習会の最後には、研究会が作った啓発ソングを披露しました。
♪「クマとにんげん」(作詞/NPO法人信州ツキノワグマ研究会・山田智和 作曲/山田智和)
歌詞には、クマに出合わないための対策や、クマに出合った際の対応などが書かれています。
5年生:
「(クマは)いろいろな食べ物を食べること(を知った)。ちゃんと鈴をつける」
「夏は苦労して食べ物を探しているんだと思った。静かにしてゆっくり後ろに歩いていくこと」
クマの生態などについてより深く学ぶ時間となりました。

