
諏訪湖畔に無許可で”釣り用台座”
諏訪湖の「違法台座」は、5月11日、撤去の期限を迎えましたが、台座はそのままで、設置した人物も名乗り出ていません。長野県は今後、撤去することも含めて検討するとしています。
長野県岡谷市の「岡谷湖畔公園」近くで2026年3月下旬に見つかった釣り用の台座。
県の許可は得ておらず、河川法違反の「不法占用」にあたるとして、県は警告書を貼り、台座の撤去と原状回復を求めていました。
しかし、4月13日に現場を訪れると、警告書はなくなっていて、何者かはがしたとみられ、職員が張り直しました。
職員(4月13日の取材):
「張ってから1日、2日でなくなっている、人為的なものかな」
県は、台座の撤去と原状回復を求めているが、撤去に応じないなど悪質な場合は、1年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金が科される可能性もあります。
県は定期的にパトロールを実施し、警察にも協力を要請しました。
県諏訪建設事務所 維持管理課・中川文晴 課長(4月13日の取材):
「自覚がなくて、悪気がなくてやった可能性もあるか(と思ったが)今回、確信犯。悪意を持ってやったのではないか。非常にやるせない。やった本人に原型復旧するように申し出ていただきたい」
あれから約1カ月。
5月11日、「期限の日」を迎えました。
(記者リポート)
「諏訪湖に設置された台座。きょうが撤去の期限でしたが、現時点で残ってしまっています」
午後1頃に取材班が訪れると、台座は手つかずのまま残っていました。
諏訪建設事務所によりますと、これまでに設置した人物も名乗り出ていないということです。
岡谷市民:
「これはいけない。(設置が)ダメなんだから、つくった人が撤去しなくちゃ」
「困るね、環境が変わったら。そりゃ取って(撤去して)ほしいでしょ、皆さん」
台座は、今後、どうなるのでしょうか。
県諏訪建設事務所は、「今後、リサイクル業者などと台座の市場価値を判断し、価値がないとされた場合は、県が撤去することも検討する」としています。

