
「雪の大谷」
長野県と富山県を結ぶ立山黒部アルペンルートが全線開通しました。あいにくの雨でしたが、黒部ダムは大勢の観光客でにぎわいました。また高さ12メートルの「雪の大谷」を歩くイベントもスタートしました。
まだ雪の残る立山連峰。その真下には黒部ダムが広がります。
4月15日、立山黒部アルペンルートが全線開通し、約4か月半ぶりに観光客を迎え入れました。
観光客:
「雪山の黒部もすてきです。とってもすてきです」
朝、大町市の扇沢駅では開通を待ちわびた大勢の観光客が列を作りました。
バスで扇沢駅を出発し、約15分かけて黒部ダムへ。
長いトンネルを抜けると―。
観光客:
「わ~お!」
標高1470メートル。
立山連峰と黒部ダムの雄大な景色が広がります。
(記者リポート)
「アルペンルートが開通しました。雨が降るあいにくの天気ですが、大勢の観光客が訪れています」
最近は外国人観光客に人気だという黒部ダム。15日も、その姿が目立ちました。
インドネシアから:
「景色がすごくいいので、とても気に入りました」
コロンビアから:
「とても美しい。すごくいい経験になるので、とてもおすすめです」
人気の観光放水は6月26日から始まる予定です。
冬の間、雪に閉ざされていた標高2450メートルの室堂ターミナル前では、オープニングセレモニーが行われ、関係者が、全線開通を祝いました。
(記者リポート)
「今年も開催された雪の大谷ウォーク。開通初日はたくさんの観光客でにぎわっています」
室堂周辺では観光の目玉である「雪の大谷」を歩いて渡るイベントが、スタートしました。
今年の雪の壁は12メートル。
4月が暖かく雪解けが早かったことなどから、例年より4メートル低くなりましたが、訪れた人たちは雪に触れたりしながらその迫力に歓声を上げ、楽しんでいました。
シンガポールから:
「見事、言葉が見つからないほど。ここに来られて幸せ」
観光客:
「圧巻です」
今年はアルペンルートが全線開通した1971年から「55周年」を迎え、割引切符の販売や記念イベントなども行う予定です。
アルペンルートを運営する立山黒部貫光では昨シーズンを上回る90万人の入り込みを目指したいとしています。

