
長野市篠ノ井にあるJA系列のスーパー
JA全農長野が現在の長野県産米の販売状況について説明しました。安定供給ができる在庫は確保しているということですが、この先、価格は下がるのでしょうか。
長野市篠ノ井にあるJA系列のスーパー。コメのコーナーには、「こしひかり」や「あきたこまち」など、県産米を中心に棚いっぱいに商品が並んでいました。
2025年9月に、同じコーナーに並んだ主力のコシヒカリの新米は税抜きで5キロ3990円でしたが、3月27日は週末の特売価格で税抜き3590円。少し安くなっていました。
猛暑による収穫量の減少や生産コストの上昇などで価格高騰が続いていたコメ。
農林水産省によりますと、3月9日の週のコメの平均小売価格は3980円で前の週より33円下がりました。
4000円を下回ったのは、約7カ月ぶりです。
供給が安定してコメ不足への不安が薄れ、需要も減ってきているのが要因とみられます。
長野県A・コープ・樽田博儀 課長:
「今年に入って、特に2月あたりから米の販売数量は鈍化してきております。他の企業は、ここにきてようやく皆さんどんどん値段を下げ始めたというところ」
JAでは、今後も安定供給できる在庫を確保しているということですが、コメの価格はさらに下がるのでしょうか。
コメ卸業者:
「各小売業者さんがどういった判断をされて、どういった値付けをするかは、われわれのところはないので」
買い物客はー。
買い物客:
「全体的に安くなったとは思います、少し。私はまだ高いと思います」
買い物客:
「他のものがうんと上がっているからできればお米はある程度抑えたいのが本音」
一方、JAは、2025年度、集荷の際に生産者に仮払いする「概算金」を全ての銘柄で前の年の1.7倍ほどに引き上げました。
概算金は、店頭価格の指標になるとされていて、2026年度がどうなるかが気になります。
JA全農長野・池田吉隆 米穀課長:
「お買い求めできる価格帯の実現で消費の拡大、そして生産者の手取りもあるのでそのバランスを持って進めていきたい」

