
担任から卒業祝い「マグロの解体ショー」のプレゼント
卒業シーズンが到来です。長野県内の公立高校は3月3日が卒業式のピーク。3年間の思い出を胸に学び舎を旅立ちました。佐久市の高校では、担任から「マグロの解体ショー」のプレゼントも。特別な一日になりました。
あたたかな拍手に迎えられる卒業生。
佐久市の佐久平総合技術高校では、浅間キャンパスと臼田キャンパスを合わせた3年生223人が旅立ちの日を迎えました。
佐久平総合技術高校・上原一善校長:
「佐久平のあすをつくり、支える担い手として一歩一歩、歩みを進めてほしい」
3年間の思い出を胸に新たな一歩を踏み出します。
卒業生代表・山浦嶺汰さん:
「卒業後の人生において目指すものはそれぞれ違いますが、夢や目標を達成できるよう、仲間同士で応援し、高めていきましょう」
県教育委員会によりますと、県内の公立高校は、3日が卒業式のピークで、44校で行われたということです。
卒業生:
「部活で部長を務めたり、友達と思い出づくりができたのでとても楽しかったです」
「友達との旅行、修学旅行が思い出に残っている。(就職先では)めげずに頑張りたい」
卒業式を終えると、3年3組の生徒たちは校舎のそばにある同窓会館に移動しました。
ここで披露されたのが重さ52キロほどの三重県産の本マグロです。
すると、マグロの解体ショーが始まりました。
担任で、農業科の細野雅也先生が考えた「卒業のプレゼント」です。
3年3組担任・細野雅也先生:
「人生で大きなイベントである高校の卒業式の時に僕からプレゼントできたらいいなと。本にしようかなとか思ったけど、どうせだったら記録より記憶に残ることやろうと」
2024年、佐久市内で開かれたイベントで知り合った下諏訪町の丸松水産の松浦志保社長に相談し、実現しました。
解体したマグロは、生徒たちが農業の実習で育てたコメと一緒にどんぶりで味わいます。
3年3組担任・細野雅也先生:
「自分で選んだ道を歩き続けて。マグロのように止まることなく突き進んでください」
先生からのプレゼントのマグロと、自分たちで育てたおコメ。忘れられない味と思い出になったようです。
卒業生:
「いつも突拍子もないことをやる先生で、すごいなと思って。最後の思い出にイベントをしてくれてうれしかった。最高の思い出になりました」
「一日一日が幸せで、怒られることもあったけど、感謝でしかない」
「細野先生が担任じゃなかったら、今の自分はない。今までやってくれたことをこれからに生かしていきたい」
3年3組担任・細野雅也先生:
「社会に出たら大変なこととかつらいこともいっぱいあると思うんですけど、こういう楽しみも人生にはあるぞと思い出してもらって、負けずに頑張ってもらいたい」

