
救助隊員
2月23日、長野県小谷村でバックカントリーを滑っていた中国籍の18歳の高校生の男女2人が行動不能となり、一夜開けた24日、警察の隊員に救助されました。いずれもけがはないということです。
捜索の準備をする警察の救助隊員。遭難したのは中国籍の18歳の男女高校生でした。
(記者リポート)
「午前8時です。男女2人の捜索に向け隊員らが出発していきます」
警察によりますと、23日午後2時過ぎ、「バックカントリーで滑走中に板がはずれて動けなくなった」と消防に通報がありました。
現場は、小谷村千国乙の親沢付近の標高約1250メートルの斜面ということです。
消防では、その場を動かずビバークするよう2人に指示したということです。
警察が24日朝から捜索を行い午前9時半ごろに山中で2人を発見。午前11時半ごろ同行して下山しました。
2人ともけがはなく、救助した警察官に対し、反省の言葉を口にしているということです。
行動不能となった現場は樹林帯で強い風をしのげた上、24日の朝は冷え込みも厳しくなく、指示を守って動かなかったことが幸いしたとみられています。
長野県内では今年は入りバックカントリーでの遭難が17件発生し、2人が死亡、1人が行方不明となっています。
警察は、バックカントリーを滑走する場合は、「入山前に地形図やルートをしっかり確認すること」「悪天候が予想される場合は計画を中止すること」など、事前の準備と慎重な判断を呼びかけています。

