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2月15日はお釈迦様の命日とされる「涅槃会」 長野・山ノ内町で伝統食「やしょうま」作りの講習会 米粉のモチモチ生地を鮮やかに 地域の食文化を後世に

やしょうま

2月15日はお釈迦様が亡くなったとされる日で、長野県内では米粉で作った「やしょうま」を食べる地域があります。食文化を伝えていこうと、2月10日、山ノ内町で講習会が開かれました。

10日、山ノ内町で開かれた、ある郷土料理の講習会。

細長く丸めた生地を切り分けると、ピンクと赤が鮮やかな「山茶花(さざんか)」の模様に、県のPRキャラクター「アルクマ」も。

「やしょうま」です。

「やしょうま」は、お釈迦様が亡くなったとされる2月15日の行事、「涅槃会(ねはんえ)」のお供え物です。

県内では北信のほか、中信や東信の一部地域で毎年、この時期になると作られています。

山ノ内町でも昔から家庭などで作られてきました。

町食生活改善推進協議会・多田もと子さん:
「私たちが伝えていかないとご存じの方もいらっしゃらなくなってきたので、郷土食を若い人たちに伝えたくて」

住民の健康づくりを食の分野から推進する協議会が定期的に講習会を開いていて、10日は、約15人が参加しました。

参加者:
「去年楽しかったからまた参加しようと思って」

参加者:
「伝統食が廃れる傾向にあるので、家族に内緒で来て、それを作って子どもにびっくりさせたいなと思って」

作ったのは「山茶花」のやしょうまです。

やしょうまの主な材料は米粉。

まず、上新粉に砂糖や塩を加えよく混ぜていきます。

熱湯を入れて、なじませた後、白玉粉も混ぜて、しっかりとこねていきます

参加者:
「ちゃんとまとまるか心配で、真剣にこねています」

こねた生地は、しっかりと蒸せるように小さい卵ほどの大きさにちぎり、それを20分ふかします。

ふかしあがったものをこねて合わせると、モチモチとした生地に。

続いて、生地にビーツ、ゴマ、ココアなどの食材を混ぜ、赤や黄、緑など6つの色をつけます。

生地を棒状など細長く整え、粘土細工のように組み合わせていきます。

「花びらの間に白いの入れて」

「緑で葉っぱと茎を作って」

最後に白い生地で包み、体重をかけて伸ばした後に糸で切ってみると―。

「いいじゃん、きれいよ」

きれいな山茶花の模様に出来上がりました。

参加者:
「こんなにきれいになると思わなかった」

参加者:
「伸ばしてくのと、均一にするということろが難しいと思いました。多分、子どもも喜びますよ」

完成したやしょうまは、それぞれ、持ち帰りました。

地域の食文化を学ぶ貴重な機会となったようです。

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長野放送ニュース

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