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負債は6000万円を上回る見込み 金型部品製造業者が自己破産申請へ 新型コロナ拡大の影響で受注が落ち込み、諸経費の高騰から収益も悪化

長野放送

民間信用調査会社・帝国データバンク長野支店によりますと、長野県佐久市の金型部品製造業者「ワコー・ツール」が12月4日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことが分かりました。

同社は、1999年8月に設立された金型部品の製造業者です。各種金門部品の加工を手掛け、2019年7月期には年売上高約3800万円を計上していました。

しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により受注は落ち込み、2025年7月期の年売上高は約1900万円にとどまっていました。諸経費の高騰から収益も悪化するなかで、過年度の設備投資から金融債務負担は重く、資金繰りがっ迫。先行きの見通しも立たなくなったことから、事業の継続を断念したということです。

負債は調査中ですが、6000万円を上回るものとみられるということです。

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