
佐久警察署
長野県茅野市や諏訪市などの空き家に侵入し、現金などを盗み、逮捕されたベトナム人グループの男が、関東や東北で約170件の盗みを繰り返し、被害総額が600万円を超えていたことが分かりました。
長野県警によりますと、ベトナム人の37歳から40歳の男5人は、2025年1月ごろから5月までの間、長野県内では、上田市、小諸市、佐久市、茅野市、諏訪市の5つの市、県外では福島県、栃木県、茨城県、埼玉県、群馬県、千葉県、山梨県の7つの県で、空き家に忍び込むなどして合わせて168件の盗みを繰り返していたというとです。
被害は現金約57万円、貴金属類など295点、時価にして約579万円余りで、総額約636万円相当に上っています。
県警はこれまでに、このうち4人の男を2025年5月、茅野市の住宅に侵入し、現金や金庫を盗んだ住居侵入や窃盗の疑いなどで逮捕していました。
警察は12月15日までにこれまでに明らかになった余罪を検察に送致して捜査を終えたということです。

