
「クレープとエスプレッソと松本」のクレープ
「第3次ブーム」とも言われている「クレープ」です。東京・表参道で人気のクレープ店が長野県内で初めて松本市に出店。モチモチではなくパリパリ食感の生地が特徴で、早速、人気となっています。
女性客:
「パリパリ、おいしい。こんなにパリパリしているの初めて食べました」
11月、松本市の駅前大通りにプレオープンした「クレープとエスプレッソと松本」。東京・表参道で人気の店が県内に初めて出店しました。
一番の特徴は生地。"企業秘密"という特別配合したミックス粉を薄く延ばして焼くと、モチモチではなくパリッとした生地になります。
そこにチョコとバナナ、クリームを入れて『折りたたみ』、生地の外側にチョコレートを垂れるようにトッピングすれば、店のイチオシ「チョコメルトバナナ」の完成です。
(記者リポート)
「生地がパリパリサクサクで新食感です。たっぷりのクリームとバナナが乗っていて、とても幸せな気持ちになります」
バターと砂糖のみのシンプルなクレープも「生地をより楽しめる」と人気です。
現在、プレオープン中で限定メニューのみの提供ですが、早くも多くの客が訪れています。
東京から:
「上のブリュレのところも、生地もパリパリしていておいしいです」
市内から:
「(クレープって)丸いイメージだったけど、平たくて新しいなって」
クレープとエスプレッソと松本・田村祐助さん:
「まだパリパリのクレープを知らない方もたくさんいるので、やわらかいクレープだけじゃないといろんな方に知ってもらいたい」
さて、クレープは1970年代、2000年代に続き「第3次ブーム」といわれ、各地で新たな店がオープンしています。
「新食感」だけでなく、「SNS映え」する見た目も若者の心を捉えているとみられます。
こちらの店でも―。
東京から・20代:
「友達の(SNSの)ストーリーとかでもたまに(クレープが)流れてきて、おいしそうって」
諏訪から・30代:
「(この店は)有名なので、松本にお店があることも知らなかったので、たまたまSNS見ていて出てきたのでぜひ行ってみたいと」
12月中にグランドオープンする予定で、信州産リンゴなど地域の食材を使った限定メニューも提供するということです。

