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「先生よりわかりやすい」書道を学ぶ高校生が小学生に「書初め」指導 

児童たちが書き初めの練習

12月8日、長野県伊那市の小学校で児童たちが書き初めの練習をしました。指導したのは、書道を専攻する高遠高校の生徒たちです。

一筆、一筆、集中して書く子どもたち。伊那市の高遠小学校で行われた書き初めの練習です。

高校生:
「いいね、すごく生き生きしてる」

優しくサポートするのは高遠高校の書道専攻の生徒たち。小学校と高校は10年以上、書道の指導などで交流を続けています。

4年生の課題は「生きる力」。上手に書くためのポイントは?

高校生:
「こっち(漢字)の大きさと、ひらがなの大きさは?」

児童:
「ここ(生)と、ここ(力)がでかい」

高校生:
「書道は漢字の方がひらがなより大きく書く」

文字のバランスや力の入れ方など、親しみやすく伝えます。

児童:
「楽しくて、うまく教えてもらって、最初の字よりうまくなって本当によかったです」
「自分の書いてるダメなところを直せるチャンスだと思う。先生より分かりやすいからいいと思う」

お兄さん、お姉さんたちと楽しみながら練習ができたようです。

高校生:
「お手本通りに書いてほしいのもあるんですけど、自分の字というのも大切だと思うので、自分がどう書きたいかを表現してもらいたいです」
「筆を使って書く機会が少ないので、鉛筆で書くのと違うから、その楽しさを知ってもらえたらいいと思います」

子どもたちは冬休みに作品を仕上げ学校に提出するということです。

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長野放送ニュース