「雪よ、降れー」　ゲレンデに池の水をまいて降雪を祈る　戸隠スキー場で「雪乞祭」　寒波に期待し降雪機も稼働させオープン目指す

戸隠スキー場

12月はスキーシーズンも本格化します。期待するのは雪。長野市では「雪乞い」が行われました。

長野市の戸隠スキー場で、12月1日、恒例の「雪乞祭（ゆきごいまつり）」が行われました。ご利益があるとされる池の水をゲレンデにまいて、降雪を祈りました。

2024年シーズンの戸隠スキー場は、12月から大雪となり、15年ぶりにオープン初日から全コースで滑走可能になりました。2024年シーズン中の入り込みは11万1000人。前年より1割増えにぎわいました。

「雪よ、降れ～」

2025年の雪の降り始めは例年並みで、11月後半にはまとまった雪も降りました。ただ、このところの暖かさで山の頂上を残してほとんどが解けてしまったそうです。

戸隠スキー場・戸谷利志明支配人:
「朝晩はすごく冷えるけど、日中は気温が高いので、早く一日中寒くなりたくさん雪が降るように期待」

戸隠スキー場のオープンは12月13日。12月1日から降雪機も稼働させ、寒波に期待しながら準備を進めます。