
北信総合病院
長野県中野市の厚生連北信総合病院と信州大学医学部が連携してスキーやスノーボードのけがの研究や安全対策に乗り出します。
11月28日の会見で明らかにしたもので、北信総合病院に10月開設した「スキー・スノーボード外傷センター」と信州大学医学部の専門の研究講座が連携します。
北信総合病院は志賀高原などに近く、インバウンド客の増加もあってゲレンデなどでのケガで訪れる人が増え、ここ数年は1シーズン400人を超えています。
外傷センターが蓄積したケガの原因や年齢、装備などのデータを信州大学が解析し、今後の安全対策につなげます。
北信総合病院 荒井裕国統括院長:
「海外のスキー客を含めた疫学研究は非常に価値のあるものだと考えている」
信州大学医学部整形外科 高橋淳教授:
「愛好者の皆さま全員にとって、より安全で楽しいスポーツ活動ができるように全力で支援してまいります」
スキーやスノーボードの外傷に特化した連携は国内で初めてということです。

