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「JAグループとして安定したコメ生産・供給体制の維持に取り組む」来年度のコメ生産量18万2000トン余り目安に 長野県

資料

長野県やJAなどでつくる協議会は、2026年度のコメの生産数量の目安値を今年度より約3000トン多い18万2000トン余りに決めました。安定的に流通と生産ができる規模だとしています。

JA長野中央会・新芝正秀 専務理事:
「急激な米価高騰の一方で、コメ余りへの懸念、複雑な情勢の中で、JAグループとしても安定したコメ生産・供給体制の維持に取り組む」

県やJAなどでつくる県農業再生協議会の部会が長野市で開かれ、2026年度のコメの生産方針について協議しました。

協議会によりますと、今年度の県内の生産数量は目安値で17万9000トン余りでした。

直近5年間の需給実績や増加する夏場の高温障害の影響などを考慮し、今年度と同じ規模の作付け状況であればコメ不足は起きないと判断。

2026年度の生産数量の目安値を今年度より3000トン多い18万2301トンとすることを決めました。

安定した流通と生産ができる規模だとしています。

県農政部農業技術課の担当者:
「需要に応じた生産が基本。コメ不足で消費者には不測の事態だったと思う。拡大した(令和)7年度産量を生産者の皆さんの努力で維持して、安定的なコメの生産ができる。そういったことを進めていかないといけない」

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長野放送ニュース