
提供:みらいく小布施
長野県小布施町で11月25日、散歩をしていた園児がクマを目撃しました。クマはすぐに立ち去り、園児たちは無事でした。一方、11月24日、クマの目撃があった須坂市の小学校では25日朝、保護者が付き添って登校するなど警戒が続いています。
(リポート)
「周りに畑が広がっている農道を散歩していたところ、栗畑の奥にクマがいたということです」
小布施町で午前11時ごろ、散歩していた近くの保育施設の園児がクマを目撃し、「クマさんがいる」と職員に伝えてきたということです。
職員が撮影した写真には、背中を向けたクマらしき動物1頭が写っていました。
すぐに立ち去り、園児や職員に被害はありませんでした。
施設は、当面、散歩など施設の外に出る活動を控えることにしています。
一方、須坂市の須坂小学校では24日、正門付近で子グマ1頭が目撃されたため、25日朝は、多くの児童が保護者に付き添われて登校していました。
保護者:
「こんな近くでびっくりしました。なるべく外に出ないよう家族で話しました」
「子ども1人で学校に行かせるのは心配で(ランドセルに)鈴付けて」
市内では24日、小学校からおよそ500メートル離れた田中本家博物館付近でもクマの目撃が2件ありました。
近くの保育園は、サッカー教室を屋内で実施するなど園庭での活動を控えたということです。
さかた山風の子保育園・小林庸高園長:
「(対策をして)注意をしながら、被害がないようにしたい。早く安心して外に出られるといい」

