
「お菜とりツアー」(長野市中条)
冷え込みも厳しくなってきました。長野市中条では初冬の風物詩「お菜とりツアー」が始まりました。今年は虫に食われる被害もありましたが、味は問題なく早速多くの人が訪れています。
北アルプスを望む長野市中条。野沢菜が収穫の時期を迎え、恒例の「お菜とりツアー」が11月15日から始まりました。
市内から:
「(野沢菜漬けに?)そうですね。冬の楽しみの一つですね」
今年で37年目を迎え、初冬の風物詩となっています。
こちらの農園では今年、葉が虫に食われる被害がありましたが、味に問題はないということです。
毎年ツアーに参加する女性:
「(ここの野沢菜は)おいしいです、やわらかくて。きょうは20キロくらい欲しいです」
初めてツアーに参加した男性:
「(収穫が)こんな大変だとは思わなかった。食べたことしかなかったので、自分が体験できて良かった」
霜に当たると柔らかくなるといわれる野沢菜。農園によりますと、最近は毎日霜が降り「おいしくなっている」ということです。
農園では収穫した野沢菜を1キロ50円で販売。30年以上価格を変えていません。
11月16日に参加した人は15キロから20キロほど収穫し持ち帰っていました。
小林野沢菜園・小林弘幸さん:
「物価高なので1キロ50円で30年以上同じ金額。よろしければぜひ、とりにきていただいて、年末・年始、漬けた野沢菜食べて年を越していただければ」
ツアーは野沢菜がなくなり次第終了ということですが、12月上旬ごろまでを予定しています。

