
サンプロアルウィン
照明設備の鉄骨部材が落下した長野県松本市のサンプロアルウィンについて、県は11月11日から復旧工事を始めたと発表しました。フィールドの使用再開は「2026年3月から」との見通しを示しました。
サッカーJ3の松本山雅の本拠地でもあるサンプロアルウィンは、10月、照明設備の鉄骨部材が落下して、客席の一部が破損しているのが見つかり、県は使用を停止しています。
バックスタンドの屋根は安全性が確認され、会議室などの使用は再開しましたが、フィールド部分は応急対策が必要として、使用停止が続いています。
県は、専門家などの意見を踏まえ、落下によって変形した支柱や照明架台を元の位置に戻し、落下した部材を交換して原形復旧を進めるということです。
担当者:
「復旧工事の完了が来年1月までかかる見通しとなりました」
工事は11月11日から始まり2026年1月中旬までかかる予定で、費用は5000万円ほどの見込みです。
フィールドの使用再開は「2026年3月から」との見通しを示しています。
県の発表を受け、松本山雅は11月29日に予定しているリーグ最終節の北九州戦を東京の「味の素フィールド西が丘」で行うと発表しました。山雅が代替会場でホーム戦を行うのは4試合目です。

