
佐久市立・国保浅間総合病院
長野県佐久市の市立病院の医師2人が、医療機器を優先的に使う見返りにメーカーから現金を受け取ったとして収賄の罪で起訴された事件。市は11月5日付けで、医師2人を懲戒免職処分にしました。
懲戒免職処分を受けたのは、佐久市立国保浅間総合病院の手術部の46歳の男性医師と診療部の45歳の男性医師の2人です。
2人は2021年から2024年にかけ、医療機器を優先的に使う見返りに都内のメーカーから現金計58万円を受け取ったとして収賄の罪で今年7月に在宅起訴されていました。
市が2人に確認したところ、「事実に相違はない」などと起訴内容を認めたため、11月5日付けで懲戒免職処分にしました。
また、監督する立場にあった副院長など6人は「減給」や「厳重注意」の処分にしました。
佐久市の柳田清二市長は、「一日も早く地域の皆さまから信頼を取り戻せるよう再発防止を徹底してまいります」とコメントしてます。自身も責任を示すとして、減給とするよう条例改正案を提出する方針です。

