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子グマが買い物客のいる商業施設に居座る 木登り中に麻酔の吹き矢で眠らせて捕獲 3キロ離れた高校の校庭でも目撃 長野・山形村

資料

10月27日、長野県山形村の商業施設に子グマが居座り、捕獲されました。けが人などはいませんでしたが、現場は、一時騒然としました。

(記者リポート)
「クマが目撃されたのは、商業施設の敷地内です。クマはこの木の上にいるところ、捕獲されたということです」

山形村の「アイシティ21」では、27日夕方、体長50センチほどの子グマが居座りました。

午後5時40分ごろ、クマが木に登っているところを麻酔の吹き矢で眠らせて捕獲しました。

客や従業員などにけがはありませんでした。

利用客:
「怖いですね、どれくらい移動してくるかわからないし」
「数年前に1回聞いたくらいで、本当に(目撃は)ないですね。小学生の子どもがいるので、登下校とか心配ですね」

27日は、3キロほど離れた松本市の梓川高校の校庭でも子グマが目撃されていて、同じ個体とみられています。

今年はクマの餌となるブナの実などが不作で県や警察は出没が続く恐れもあるとして注意を呼びかけています。

千曲市の東小学校では、27日、学校の近くで「クマらしき動物」が目撃され、28日朝は、教職員などが通学路のパトロールや見守りをしました。

市によりますと、その後、付近でイノシシの足跡が見つかったことから、目撃されたのはイノシシの可能性が高いということです。

学校は、引き続き、登下校時の注意を呼びかけていくとしています。

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長野放送ニュース