“ガソリンカルテル疑惑”　「長野県石油商業組合に指導を」県が中小企業団体に要請

資料

長野県石油商業組合のガソリンカルテル疑惑。県は「県中小企業団体中央会」に公正取引委員会の調査に協力すること、県民に対する説明責任を果たすことなど4項目について組合に指導するよう求めました。

長野県・阿部守一知事：
「（組合が）説明責任を果たしたとは言えない状況だと思っていますし、われわれの期待通りの対応と言える段階には至っていない」

第三者委員会の調査では、支部で価格調整が行われ組合も黙認していたなどとカルテル行為を認定しましたが、組合は9月の県の聞き取りでも、「本部では違法行為は関知していない」などと組織ぐるみを否定しています。