
長野放送
民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、長野県飯田市の塩沢土木が9月29日に長野地裁飯田支部から破算手続きの開始決定を受けたことがわかりました。
塩沢土木は1970年創業のとび・土木工事・コンクリート工事の業者です。官公庁や地元業者から道路改良工事や河川改修工事、土地改良工事、治山工事などを請け負い、2012年9月期には年間売上高で約1億5300万円を計上していました。
しかし、公共事業の減少や受注工事の小口化などから売り上げは低迷し、2022年9月期の年間売上高は約3000万円にとどまっていました。
収益面も悪化し資金繰りはひっ迫、先行きの見通しが立たないことから2023年9月頃には事業を停止していたということです。
負債は約4100万円を見込んでいます。