
丸山大輔被告(2022年取材)
妻を殺害した罪に問われた元長野県議の控訴審裁判。東京高裁は懲役19年とした一審判決を支持し、被告側の控訴を棄却しました。
長野県塩尻市の元県議丸山大輔被告(51)は、2021年9月、自宅兼酒蔵で妻・希美さんを殺害した罪に問われ、2024年、長野地裁の裁判員裁判で懲役19年を言い渡されました。
被告側が無罪を主張し行われた控訴審。
東京高裁は10月1日、一審の判決を支持し、主張を棄却しました。
2025年7月の初公判では、検察側が控訴の棄却を求め、弁護側は「一審判決は、被告が犯人という先入観に基づく」などと、新たな取り調べを求めましたが、裁判所がこれを却下していました。