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3本で9000円以上の値も 秋の味覚「マツタケ」ようやく店頭に 猛暑と少雨で半月ほど遅く

店頭に並んだマツタケ

朝晩は秋らしさを感じるようになりましたが、日中は気温が上がりました。上田と安曇野市穂高は真夏日に、長野市や松本市も真夏日一歩手前でした。そうした中、県内でもようやく秋の味覚の王様マツタケが店頭に出始めました。

旬の果物が並ぶ売り場の一角に置かれた「マツタケ」。豊丘村の道の駅では、9月28日から店頭に出始め、9月29日朝は8パックが並びました。

3本で9000円以上の値がついたものもありました。

買い物客:
「(マツタケ)出たから、にぎやかになっていい」
「私も(村の)山のチケット買って山に行ってこようかと思って」

県内有数のマツタケの産地である豊丘村。豊作だった2024年は、9月中旬から出始め、ピーク時には、売り場にずらりとマツタケが並びました。

今年は、猛暑と少雨の影響で生育が遅れていて、店頭に並ぶのは2024年より半月ほど遅くなったということです。まだ出始めのため、サイズも小ぶりですが、待ちわびた客が買い求めていました。

愛知県からの客(2パック購入):
「知り合いの方に配るのと自宅用です。マツタケご飯にします。楽しみです」

愛知県からの客(1パック購入):
「ここに来ると聞いて、絶対国産のマツタケを買いたいと思って。小さいけどすごく香りがあるかなと。あした土瓶蒸しで召し上がります」

道の駅によりますと、豊作だった2024年は、村内で25トンの収穫量があり、今年は例年並みの10から15トンほどが見込まれているということです。

南信州とよおかマルシェ・片桐明駅長:
「10月入って気温が下がってくれば、たくさん出て来ると期待している」

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長野放送ニュース

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