吐き気、めまい、足の痛みを訴え　大阪府の76歳男性をヘリコプターで救助　山小屋で一晩休むも回復せず　北アルプス五竜岳で遭難

資料　北アルプス五竜岳

北アルプス五竜岳（標高約2500メートル）で大阪府河内長野市の76歳男性が体調不良のため行動不能となり、ヘリコプターで救助されました。

男性は23日、3人パーティで五竜登山口から入山し、24日、体調不良のため行動不能になりました。

男性は23日、吐き気、めまい、足の痛みなどの症状を訴えていましたが、その日は山小屋までたどり着き、一晩宿泊して、様子を見ました。

しかし、朝になっても症状が回復しなかったことから、同行者から24日午前10時半ごろ、110番に救助要請がありました。

北アルプス山岳遭難防止対策協会救助隊員が出動して、正午ごろ、長野県警ヘリが男性を救助し、大町市内の病院に搬送しました。