
長野県池田町の神社で9月23日夜、山車が横転し、乗っていた小中学生5人が軽いけがをしました。曳行中に何らかの理由でバランスを崩したとみられています。
大勢に引っ張られながら神社の境内を進む山車。上には複数人が乗っています。撮影者の前を通った次の瞬間。山車が横転し、見ていた人から悲鳴などが上がりました。
これは9月23日夜、池田町の池田八幡神社の秋の例大祭中に起きた事故の映像です。
現場近くにいた人:
「ギャーと言う声とドーンという音がした」
(記者リポート)
「舞台は町内を回り境内に入った後、このあたりで倒れたということです」
警察によりますと、9月23日夜9時ころ、境内で、曳行されていた山車1台が横転しました。山車には大人と子どもあわせて21人が乗っていて、このうち9歳から14歳の小中学生5人が軽いけがをしたということです。
山車は、高さ4メートルほどの2階建てで、大人が2階部分に、子どもたちが1階部分に乗っていました。当時は、町内を練り歩いた8台の山車が、境内に戻ってくるところだったということです。
目撃した人:
「スピード出し過ぎかなと思って見ていた。カーブを曲がった途端に少し斜めになって、あっと思ったらバタンと(倒れた)。下が砂利だったので、車輪が滑って倒れたと思う」
警察は、曳行中に何らかの原因でバランスを崩したとみて調べています。祭りは、9月23日と9月24日の2日間の予定で、9月24日は予定通り行われたということです。